販促物制作でよく使われるソフト「Adobe Illustrator」を使ってみましょう!
まずはIllustratorとは何なのか、カンタンなイラストの作り方をご説明します。
企業やお店で販促物を作る際によく使うソフトは何でしょう?
普段書類を作っている時に使用している、MicrosoftのWordやExcelやPowerPointを使用していませんか?
もちろん、それでも販促物の制作は可能ですが、
「こうしたいのにできないなぁ」や「ココに置きたいのにずれちゃうなぁ」や「プリントした時にずれちゃう…」
なんてことはありませんか?
設定や使いこなしで解決できることもありますが、それらのソフトが販促物を作るために最適化されていないソフトだからということもあります。
Illustratorって一体何なの?
Illustratorは簡潔に専門用語を使って言ってしまうと、ベクター形式を使用できるソフトウェアです。
似ているソフトで他にも「inkscape」や「CorelDRAW」などがありますが、「Adobe Illustrator」が業界のスタンダートとして使用されています。
ベクターを使用しない、ペイントソフトと呼ばれるものはPhotoshopやGimpがこれに該当します。
難しいことはいいから、どうやって使うの!?
まずはAdobe Illustratorのダウンロードをしましょう!
Adobe製品というと、どうしても高い印象がありますよね?
でも、今は「サブスクリプション」といって、短期間だけAdobe製品を低価格で借りることができます。
2017年7月8日現在ではキャンペーン中のようで3,180円/月で借りられます。
まずは体験版をダウンロードしてみてもいいかと思います。
ここで勉強する段階だと、体験版で問題ありません。
ダウンロードしたから、どうやって作るのか教えて!
ダウンロードして開くとまずはこんな画面になります。
新規ボタンを押すと、新しく作る紙を指定する画面が出てきます。
まずは手前にあったものをとりあえず選んで右下の作成ボタンを押してみましょう!
白い四角いものが出てきました。これがドキュメントです。
Illustratorはこの白い四角い場所が印刷される範囲
この白い四角い場所が以外が印刷されない範囲
なのです。
カンタンなイラストを描いてみよう! その1【木を描こう】
「木じゃなくて!POPの作り方教えてよ!」と言わないでください。千里の道も一歩からです。基本操作もわからなきゃ何も作れませんよ!
まずは左側にたくさんあるアイコンに注目!
今回はこの4つをつかいます。
まずは長方形ツールを使って四角を作る。
ツールから長方形ツールを選択して、まずは木の幹を作りましょう。
今は白いですが後から変えられるので気にせず進めます。
葉の部分を作る
カンタンなイラストということで針葉樹を作ろうと思います。
まず、先程のこの画像でご紹介した「長押し」をしてください。
その中の「多角形ツール」を選択します。
多角形ツールを選択したら、白い箇所のなにもないところで「ダブルクリック」をします。
すると
こんなオプションが出てきます。
「辺の数」を変えてみましょう。今は六角形ができる設定になっています。なので…
こうすれば三角形ができるのです!
OKを押すと
でてきました!
選択ツールに持ち替えて、ドラッグで大きさを変えます。
すると
木の形になりました!
色を付ける。
このままだとただの線画です。
それでは寂しいので色を付けてみましょう!
まずは三角形をクリックして、ツールの中になる白い四角をダブルクリック
すると、色を選ぶ画面が出てきます(Mac版なのでWindowsの場合はちょっとレイアウトが違うかもしれません)
あとは、好きな色を選択してOKをおすだけ!
幹の長方形も同じ手順で色を付けてみましょう。
完成です!
しょぼい!!!!
でも、もっといいもの、凄いものを作るのはこういった小さなことを積み重ねて覚えていくものなのです。
今回はここまで!一度にいっぱい覚えても覚えられませんからね。
次回はこのイラストに更に付け足しをしてみましょう。
初回は概要もあったので長くなってしまいましたね。読んでいただいた方、ありがとうございます。おつかれさまでした。
次回をお楽しみに!